年利150%以上の利回りを出す銘柄の選定法
今年も株式市場全体の大崩れは未だないため、
保有している銘柄の業績は順調に伸びている。
市場のクラッシュがない内は全平均最低150%利回りを目指す。
そのための銘柄の選定をどのように決定しているか述べる。
対象年の政治イベントから、テーマ対象になる銘柄を探す
何故かというとそこに国の予算が入り売上が急激に上がる企業が出てきやすいからだ。
例として2019年ならば消費増税があるためキャッシュレス決済関連に連想買いが予想。
2020年は東京オリンピックの流れから
2,3年のロングランテーマとしてはAI、5G 等が想定できるなど。
東証で本命を、ある程度ホルダーも良いが(リスク小)、
IPOを監視して新規参入する銘柄を探すのも面白い(リスクが高くなる)。
例えば、昨年末から注目しているロゼッタ(6182)を一例に挙げてみよう。
四季報から引用するが、AIとWeb検索活用の自動翻訳サービス、ソフトを提供。
専用的な産業向け翻訳に特化している企業であり、最終形は以下を目指すらしい。
※ロゼッタIR情報より抜粋
まあ、このような構想自体は昔から有った。
持ち歩くにはバッテリーがかさばるとか問題があると思うので
すぐに上手くはいかないと思うが(少なくとも数年前は)
テーマの話に戻すとAI,5G、さらに来年だと東京オリンピックで海外客が多いので
連想買いが入りそう。
後、個人的な実感だがAIスピーカ等の急拡大で、翻訳精度が格段に上がっているように感じていた。導入対象市場が大きいのも魅力的。
直近4半期の売上高(営業利益も)見通しが120%以上の伸びを見込む事を確認する。
本業の市場シェアを順調に伸ばしているかを見る(できれば新規市場を占有度合等)。
新興市場だと数倍に伸びる可能性もあり、世間が認知する前に発掘したい。
※見通しが上記以下になった場合は株価も低迷していると思われるため撤退する。
これらは四季報等(証券登録しているとオンラインで基本無料)で分かる。
以下はロゼッタの直近見通し
直近4半期の決算としては
前年比で売上高約150%、営業・経常利益は約370%になっている。
よって利益水準から株価が3,4倍になってもおかしくはない。
このように決算が出る前に上がりそうな銘柄を探し、株価が利益水準に上昇を待つ。
直近高値を更新してきた時点でエントリー(銘柄購入)する。
簡単にいうと、売り手が少なくなるため噴き値上がる確率が高くなる。
それ以上の価格で損を出した人が居なくなるため、売り板が薄くなるためだ。
相場格言で「まだはもうなり、もうは未だなり」というが
この段階になると買いが殺到して下がった所で買おうとしても買えないことが多い。
ロゼッタ株価推移
昨年から2000円前後で推移していたので、その付近で打診買いを入れていた。
その時の直近高値(おそらく2300円ぐらいだったと思う)を超えてきてから
最高値5000円(約2.5倍)まで駆け足で上がっていった分かりやすい例。
もちろん、業績が好調だという決算アナウンスがあったからだが。
単元株のみでも約20万の利益になった。
後は直近決算からどの付近に株価が落ち着くか想定すること、
利益水準から考えていいが、売買ツールから来期株価見通しが分かる。
ロゼッタの場合は来期4500円の見通しなので、その付近か以上で利益確定が良い。
なぜかというと値動きが激しい(よって下落が早い)うえに配当金もない銘柄だからだ。
最後のまとめになるが
このような銘柄を探し出し、ポートフォリオを構成するすれば
150%以上の利回りはそう難しくはないと思われる。
気に入ってる銘柄が有れば全てを利益確定する必要はない、
ある程度の期間を持たないと何百倍は取れないのも事実。
ただし目標水準を必ず持つことが大事。
以上、今回のaha!でした。